アリババクラウド(中国版)のICP登録で法人代表が中国にいない場合の対処法

中国

中国でWebサイトを持つには

中国でWebサイトを制作するには中国でドメインと、サーバーの取得が必要になります。

ドメインは中国のレジストラである必要があります。

サーバーは特に中国国内においてあるサーバーじゃなければ不必要ですが、

ICP登録というのをする必要があります。

ICP登録の詳しい手段はまた今度お話したいと思いますが、

日系企業のよくあるパターンで、法人代表が中国国内にいなくて手続きが進まないというパターンです。

法人代表が中国にいないと困ること

ICPを取る際に中国国内に法人代表がいないと困ることが2つあります。

①SMS認証ができない。

ICPを取得するためにはいろいろ情報を入力する必要がありますが、

法人代表の電話番号を届け出る必要があり、その電話番号が本物であるかどうか、確認するために

SMS認証が行われます。当然中国の携帯番号のみ届け出可能です。

またICPに資料を1回出し終わったタイミングでアリババから電話もかかってきて本人かどうか確認もされます。(※通訳を通じて話をするのはOKです)

結論からいうとこの電話番号は法人代表のものでなくて構いません。

総経理など現場の責任者の電話番号で代替可能です。

ただし、備考欄に法人代表でない理由と、代わりに書いた電話番号の持ち主の役職名を明記します。

②顔認証システムが使えない

地方ごとによって違いますが、上海の場合、アプリをダウンロードしろと言われて、

法人代表を顔認証システムに登録させる必要があります。

これも日本の会社の場合難しいことが多いです。

これの対処法ですが、アリババクラウドのチャットシステムに移動し、

「人工服务」と打って、チャットボットから人に代わってもらいます。

そこで、「法人代表が海外にいて顔認証できないからほかの解決策を教えてくれ。」

というと、だいたい電話番号を聞かれるので、電話番号を教えて、

1日ほど待っていると、顔認証システムをパスして審査に出すことができます。

 

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